JOCジュニアオリンピックカップ大会
第36回全日本ジュニア障害馬術大会2012
期 間/平成24年7月26日(木)~29日(日)
会 場/山梨県馬術競技場
今年はオリンピック開催の年でもあり、また萩原選手(4回生)にとって全日本ジュニア最後の大会出場となります。全日本ジュニア馬術大会は『馬術の甲子園』と言われており、馬術選手にとって一度は出場したい大会です。今年はヤングライダー・ジュニアライダー・チルドレンライダーの3クラス合わせて全国より260名がエントリーしています。
萩原選手・ブライトタイム号が出場するヤングライダー競技には52選手61頭が出場。 最終日の選手権競技に向けて、3日間ハイレベルな戦いを致しました。
1日目は標準競技が行われました。先の7月14日より行われた関西学生以降、順調な内容を維持しており結果、減点0で初日好調な滑り出しとなりました。(15位入賞) しかしながら減点0の選手が21名と今年度は特に人馬のレベルの高さを窺わせます。
関西学生からは立命館大学、同志社大学、関西学院大学の3大学の選手が出場、関東学生からは明治大学、法政大学、立教大学、日本大学の選手が出場しています。馬術部からの出場選手はいずれも各大学におけるトップクラスの選手や馬匹たちばかりであり、全日本学生においてもこれらの選手や馬匹が出場してくるものと考えられます。
2日目はスピード&ハンディネス競技で走行タイムを争われ、2日間の順位合計により上位60%の人馬が最終日の選手権競技に進みます。1日目での下位の選手たちが順位を取り戻すべく2日目の競技に勝負を賭けてくる激しい戦いとなりました。
萩原選手・ブライトタンム号は1落下で80.02秒、2日間トータル順位18位で3日目の選手権競技に出場することになりました。人馬共に調子よく最終日が楽しみです。
3日目選手権競技に21番目に出場、1番障害から9番障害までを減点0で走行し残すところ最終障害のトリプル障害のみとなりましたが、一つ目の障害で馬がバランスを崩し、立て直しをはかるも連続障害のため結果3落下減点12となり入賞を逃すこととなってしまいました。人馬共に大変調子が良かっただけに残念な結果となりました。
11月に行われます全日本学生においてはこの経験を活かし是非個人・団体入賞に向けて貢献してくれることを望みたいと考えております。
以上
馬術部監督 吉田 和正