2021年「全日本学生馬術大会」競技結果報告
第71回 全日本学生賞典障害馬術競技
第64回 全日本学生賞典馬場馬術競技
第64回 全日本学生賞典総合馬術競技
日時/令和3年10月29日(金)~11月3日(水)
会場/山梨県馬術競技場
【⇧ 結果表について】
障害馬術は2日間で2回走行。3頭の2回合計減点で団体戦上位を決定。
2走行とも減点ゼロの馬はジャンプオフに進出。立命は2頭がジャンプオフに。その結果は個人戦に反映されます。
馬場馬術はS1規定課目の3頭の合計で団体戦上位を決定。S1上位10頭が自由演技(キュア)の個人戦決勝戦に進出。立命は3頭が決勝に。その結果は個人に反映されます。
総合馬術は初日に馬場馬術、2日目の朝にクロスカントリーと午後に障害馬術を実施。3頭の合計減点で団体戦上位を決定。各馬の減点が少ない方から個人戦上位へ。
障害・馬場・総合馬術の団体戦ポイント、個人戦ポイントを全て合計して3種目総合の団体戦上位を決めます。
各種目の最大出場頭数は、障害馬術が5頭、馬場馬術が4頭、総合馬術が5頭。立命は障害3頭、馬場4頭、総合3頭が出場。上限の頭数が出場出来れば3種目総合ポイントは当然有利になります。日大は全てフル出場。
立命は今年度、総合馬術で初めて団体を組み、多くの大学がフル出場する障害と総合馬術を3頭で出場。大きくはないモデルプランですが、3種目で効率よく優良な成績ではあったと考えています。
阿部 憲二
全日本大会では、悲願の学生賞典馬場馬術競技優勝はかないませんでしたが準優勝です。
今年の優勝の日本大学とは2.999点の僅差でした。例年僅差で日大に肉薄する立命の迫力は、素晴らしいと思います。団体勝負を決める立命最終演技者の田原まや選手の演技時には、場内は水を打ったように静かになりました。一方学生賞典障害競技でも団体準優勝となりまして快挙といえます。
総合馬術競技では、今回は全関西で団体優勝、全日学生に団体3頭出場ができましたが、結果、団体6位となり、全関西では勝っている京都産大(2位)、関西大学(3位)に負けています。難しいものです。三大大会(障害・馬場・総合)の総合点では日大についで準優勝となりました。
今回3大大会(馬場、障害、総合)に団体出場し、選手8名・馬匹11頭は日大に次ぐ団体となり、選手権にも男女出場と今や、全日学生では日本大学とともに立命館大学は、両巨頭二大強盛勢力です。日大側も立命にいつ抜かれるかと戦々恐々と、ある大会関係者の言葉も聞きました。こうした学生さん、監督コーチの健闘にOBOGの支援もこたえなければと感じました。
全日学生馬術大会の結果につきましては、全日本学生馬術連盟特設サイトを併せてご覧ください。
OB・OG会 中日本支部 昭和53年卒 近藤良弘
全日入厩前、江草先輩が岡山からご持参下さいました食材で「ハモと松茸鍋」を練習後の学生全員がご馳走になりました。コンロ・お鍋まで用意し先輩自ら鍋を作っていただきました。
贅沢な朝食に部員一同大満足でした。本当にありがとうございました。
阿部憲二