全日本学生馬術大会2019が終了しました。
障害馬術2回走行の団体は9位となりました。走行は1番手の城戸選手が惜しい2落下で、2番手以降に期待を繋ぎましたが、大井、森本両選手とも-28点と1走行目の-8から大きく減点を増やしてしまいました。大井選手は1回生の女子部員で初の全日学で緊張もあったのか、いつもと馬の動きが違ってました。森本選手は馬の調子が良かっただけに残念な結果になりました。走行中、だんだん強くなって来た馬を途中で立て直せれば良かったのですが、引っ張り合いになってしまいました。結果、馬が全く上に上がらず落下が増えました。
2走行目は馬の疲れもありますが、そんな状況で更に成績を上げていく走行が求められます。その意味ではまだまだ選手の実力不足です。メンタルを含めてさらに上を目指します。
最終日は、総合馬術のクロスカントリーが午前中に、余力審査の障害馬術が午後に行われるました。
既に馬場競技だけ出場して棄権した龍晨(障害馬でクロスカントリーは未経験)を除いた2頭が出場しました。新馬の龍宮、龍瓔ともにクロスカントリーは障害を拒否することなくゴールしました。龍瓔は経験馬なのでそれほど心配ないのですが、龍宮は夏の予選はクロスカントリーの途中で失権しているので、そのフォローとして9月にホーストライアル(総合馬術の訓練試合)に出させて間に合いました。
龍瓔は個人で9位入賞してくれました。
馬術、障害、総合馬術の3種目総合成績では立命館大馬事部は第3位でした。優勝日大、2位が専修大、そして9点差で立命館大が第3位に入りました。総合馬がもう1頭いればさらに上に行けたかもしれません。来年は戦力を充実させて、さらなる高みを目指したいと思っております。
大会ほかを通じて、競技だけでなく色々と反省点があるので、先ずはそれらを改善していきたいと思います。
また、クロスカントリーのフェイスジャッジとして、繁原、加藤両先輩が遠方から御足労下さり助かりました。有難うございました。
加えて、大会では多くのOB・OGの皆様、保護者の方々にも応援に駆けつけていただき本当にありがとうございました。引き続き、よろしくお願いします。
立命館大学馬術部監督 阿部憲二