日時/ 平成27年10月31日(土)~平成27年11月4日(水)
第65回 全日本学生賞典障害飛越競技大会
第58回 全日本学生賞典馬場馬術競技大会
第58回 全日本学生賞典総合馬術競技大会
第65回全日本学生賞典障害飛越競技大会【10月31日・11月1日】
95人馬が出場、我が馬術部から美谷脇舞子(4回生)・龍緑号、菱田遥(2回生)・龍綾号、岡林蘭丸(1回生)・龍冥号の3人馬が出場致しました。
第1回走行、前日に行われましたトレーニング競技においては全頭無難に走行をし、本番の走行においても同じ走行を期待致しましたが、美谷脇選手が残念ながら失権となり団体で大きく出遅れることになりました。菱田選手は龍綾号の調整不足がありましたが減点18、岡林選手は減点9、トータル減点527で初日を終えました。
団体を組む大学は15校あり、1回走行では11番目となりました。
第2回走行では前日の減点を挽回するべく各選手健闘しましたが、美谷脇選手減点34で完走、菱田選手は減点13に抑え、岡林選手は減点24と終始人馬のタイミングが合わず1・2回目走行の総減点598で結果、団体10位となりました。各個人順位は菱田遥(2回生)・龍綾号38位、岡林蘭丸(1回生)・龍冥号43位となりました。
障害については人馬共にまだまだ多くの課題があり、来年度に向けたより一層のテコ入れが必要と考えております。
第58回全日本学生賞典馬場馬術競技大会【11月2日・3日】
43人馬が団体戦・個人決勝をかけて演技を致しました。初日の団体戦は午前中あいにくの雨となりましたが、午後からは晴れ上がり人馬共に熱い戦いとなりました。
澤島 雅(4回生)・龍舞号、山下百合子(3回生)・龍駿号、丹羽れい(2回生)・龍旺号、菱田 遥(2回生)・龍踊号の4人馬が出場致しました。全国の強豪校人馬対し日頃の練習の成果を発揮するべく予選団体戦に臨みました。
菱田選手・龍踊号は個人エントリーで出場、龍踊号は小柄ながらダイナミックな歩様が持ち味であり上手く手の内に入れた演技をし、総得点率59.861を獲得好発進致しました。
団体1番目、澤島雅選手・龍舞号は全日本学生を経験し人馬共に安定した各課目を無難なくこなして総得点率61.138で演技を終え8位に付けました。団体2番目は丹羽選手・龍旺号、昨年9月にオランダより入厩したKWPMで1年目の新コンビです。
丹羽選手は前年度龍舞号で全日本学生個人6位入賞しており澤島選手と乗換となります。
更なる上位を目標に、篠宮コーチの特訓を受けての出場となります。監督からの期待と大きなプレッシャーを受けながらも、総得点率62.694を獲得3位で演技を終えました。
団体3番目山下選手・龍駿号は、前年度澤島選手が騎乗し全日本学生を出場しています。
関西学生予選では安定した演技で準優勝をしており、今大会団体戦での締めを務める人馬として出場致しましたが、本番での緊張もあり総得点率58.028と今ひとつ伸びませんでしたが、団体総得点3273.5を獲得し団体準優勝となりました。
個人成績は丹羽れい(2回生)・龍旺号3位、澤島 雅(4回生)・龍舞号8位、菱田 遥(2回生)・龍踊号11位、山下百合子(3回生)・龍駿号21位で、上位10位までが個人決勝に進出できるため丹羽れい(2回生)・龍旺号、澤島 雅(4回生)・龍舞号の2人馬が決勝にコマを進めました。菱田 遥(2回生)・龍踊号は10位の選手と0.027の差で残念ながら個人決勝には進めませんでした。
個人決勝競技はキュアー(技術点・芸術点)で行われ出番はリバースのため、前日の得点率の低い選手からの演技となります。立命館大学・日本大学・明治大学が2人馬、専修大学・早稲田大学・慶応大学・京都産業大学が1人馬が決勝出場となりました。澤島選手・龍舞号は出場順位3番、丹羽選手・龍旺号は8番です。澤島選手・龍舞号は技術点の評価を落とし最終個人順位9位という成績結果となりました。丹羽選手・龍旺号は細かなミスはありましたが大きく崩れることはなく最終個人順位3位を堅持致しました。
前年度は団体4位という成績でしたが、今大会では団体準優勝・個人3位入賞は創部来の好成績となりました。馬場については年々人馬共に成績を残せるようになってきており、また選手強化の結果が表れてきていると思います。選手には競技会での経験を多く積めることが出来るように致したいと考えております。
第58回 全日本学生賞典総合馬術競技大会【11月3日・4日】
67人馬が出場、3日に調教(馬場)審査、4日に耐久(クロスカントリー)審査と余力(障害)審査が行われました。我が馬術部からは山下百合子(3回生)・龍輝号が個人枠で出場致しました。初日の調教審査は上位入賞の為には最も重要であり、ここで得点を開けられると以降の審査ではなかなか取り返せないため慎重な対応が求められる。
篠宮コーチから関西学生予選でのアドバイスが生かせず、同じ処でのミスがあり残念ながら馬場減点65.1と大きく出遅れることになった。(参考に上位選手の減点は47点台となっている。)2日目のクロスカントリーは全長2500m、速度500m/min規程タイム5分
障害数21となっており山下選手・龍輝号は34番で走行、結果6分4秒1反抗、減点45.6
で完走致しました。午後からは余力審査の障害が行われ1落下でゴールし総減点114.7となり34位で全ての競技を終了致しました。
平成27年度全日本学生馬術大会3種目総合結果
全国48大学が出場し12校が団体戦を戦いました。結果我が立命館大学は6位入賞となりました。来年度は障害、総合大会においてもポイントが獲得できるよう選手の強化をさらに図りたいと存じます。
今大会には大学当局スポーツ強化センターより布施課長がお忙しいところ調整をして観戦に駈け付けて頂き、選手や馬達の活躍ぶりを直に観て頂きました。馬術の醍醐味を少しでも感じて頂けたのではないかと思っております。また観戦頂けた大会において選手達の頑張りにより、創部来の団体・個人において良い成績が残せたことは本当に嬉しく監督として選手一人一人に拍手と感謝を送りたいと存じます。そして選手たちに答えてくれ活躍してくれた愛馬たちを忘れてはなりません。感謝・感謝・感謝
最後になりましたが選手のご家族の方々、山崎部長、関東地区OB(大北さん、上山さん、藤崎さん、川野君、宇野君)や北海道より山崎先輩、田島、萩原、湯澤、高島OBが応援に来て頂き有り難う御座いました。残念にもお会いできなかったOB、関係者の皆様にもこの場を借りお礼申し上げます。阿部OBには入厩時より部員達の面倒を見て頂き厚くお礼を申し上げます。人馬の出場に対し、早朝より競技終了まで懇切丁寧に技術指導頂きました篠宮招聘コーチには改めてお礼を申し上げると共に今後とも尚一層のご指導をお願い申し上げます。
2018年馬術部創部100周年に向け、OB・OG並びに関係者の皆様にはお力添えをさらに頂き部の充実を致したいと存じますので、宜しくお願い申し上げ報告とさせて頂きます。
馬術部監督 吉田 和正
大学HPに掲載して頂きました。
学生イベント&スポーツ / Events & Sports
http://www.ritsumei.ac.jp/event-sports/sports/results-list.html/