開催/第56回全関西学生馬術大会・第52回関西学生新人馬術大会
日時/2022年5月3日(火)~5日(木)
会場/三木ホースランドパーク
春学初日
前日、ケガ人と馬のトラブルが発生したため、LA競技(100㎝)団体戦は棄権しました。
S1馬場は1位〜4位。馬場馬の調教を始めてまだ数ヶ月の龍聖も吉田教官と篠宮コーチの懸命の調教で日々進歩してます。予選会までにはさらに調教ペースを上げて行きます。
複合競技初日は、ダービー競技。
アリーナ外の野外障害も走行しました。龍瓔と龍蘭は上位につけ、明日の馬場に臨みます。失権した龍弾は昨年新馬ながら全日本総合のクロスカントリー完走実績もありますが、まだ乗り手のマッチングが不十分でした。予選会までに人馬の改善を図ります。
新人戦の馬場は、1回生2名(内山・金沢部員)と2回生1名(渡邉部員)が出場。A班で内山さんが優勝。内山さん・渡邉くんは一般入学生。また渡邉くんの両親は立命館馬術部OB・OGです。
明日の新人戦障害に期待します。
春学2日目
L 1馬場に出場した龍典は先月入厩したメイショウカンパクです。競走馬時代は京都大賞典も勝っておりファンも多い馬です。馬場も障害も出来ますが、馬場馬術での活躍を期待しています。
複合競技は初日のダービー競技(障害)をクリアした2頭が馬場馬術に進みました。初コンビの龍蘭&田原が馬場馬術第1位、障害との総合でも第2位となりました。同じ初コンビで総合成績で第6位入賞の龍瓔&大井ともに総合での活躍に期待です。
MC(120cm)障害はケガをした海老澤選手が乗る予定だった龍冥は取消しをしましたが、龍晨と龍駕Ⅱはクリア。
MB(130cm)障害は龍駕Ⅱ&吉川選手がエントリーして、タイム減点のみの完走しました。夏までには障害チームもしっかり仕上げていくつもりです。
新人戦障害は3人ともジャンプオフには残れませんでしたが、安定した走行で団体第2位に。馬場との総合では第3位入賞しました。直前まで騎乗馬変更があったのですが、クリアしてくれました。この結果を励みに益々の技術向上を目指してもらいたいと思います。
エキシビジョン競技は今回初めて実施してもらったキュア(自由演技)の馬場馬術です。
キュアを試合会場で行う機会がないので、全日本学生を見据えての実践的練習となりました。
限られた競技へのエントリーでしたが、春学総合成績は第2位に入賞出来ました。
新人や一般部員の出場と夏学のトライアル的出場(予選会のクオリファイ競技となる)の両方の意味がありますが、全体的に概ね順調でした。数頭の馬と人の課題はありますが、それが明確になったので夏学等に向けて計画的に調整を進めて参ります。引き続きのご支援よろしくお願いします。
馬術部監督 阿部憲二