7月13日〜15日まで、三木ホースランドパークにて標記の各大会が行われました。全関西障害馬術大会・馬場馬術大会および全関西選手権大会・女子選手権大会についてのご報告をさせていただきます。
先ず大会期間中、応援に駆けつけていただいた諸先輩方、松岡副部長様、各部員の保護者の皆さまご声援ありがとうございました。お礼申し上げます。
今回の大会は、障害と馬場は秋の全日本学生の関西予選会となります。本来なら私が先頭に立って学生の指導をすべきところ、ちょうど14日からドイツのアーヘン国際馬術大会への出張と重なり失礼をしました。試合前日の13日までは京都、三木で最終確認をして、あとは篠宮コーチ、宇賀神コーチに託した次第です。では、まだ出張中ではありますが、部員、コーチからの報告と映像から、今大会を総括しご報告致します。
先ず障害ですが、各馬とも落下や反抗が多かったのは実践のコース走行の経験不足があると思われます。単発の飛越練習は凄くいいので、それをコース走行でも発揮出来るように今後対応策は考えます。
結果は減点が多かったのですが、3頭だけの少頭数の参加で全日本学生への団体出場権利を獲得出来たことは喜ばしいことで、1回生の大井千帆選手をはじめ各選手が頑張りました。
次に馬場ですが、龍舞が誤算でした。速歩区間がイレギュラーして駈歩になってしまいました。二回生の加月選手は初めての全関西夏で緊張もあり、いつものパフォーマンスが出せませんでした。直前の練習までよかったので残念です。今後は推進してそれをハミで受ける。後ろから前への透過性の基本練習からやり直します。
龍舞以外の各馬は、それぞれ実力を発揮してくれて、馬場で団体優勝できました。個人でも成績表の通り上位を独占できました。ただ、団体優勝は嬉しいのですが、各馬ともまだミスがありました。全日学で勝つにはノーミスが必要なので、まだまだ課題はあります。本番まで1つ1つミスした点をクリアして、本番に臨みたいと思います。
各選手権ですが、こちらは貸与馬による大会で、3回生の薬師選手が女子選手権で優勝致しました。本人は障害に不安を持っていましたが、何とか乗り切って勝ち切ってくれました。この優勝を自信にして、さらに技量アップを期待しています。
男子には同じく3回生の城戸選手が出場しましたが、残念ながら僅差にて1回戦で敗れてしましました。次年度に期待したいと思います。薬師選手は全日本女子選手権のへの出場が決まりました。
あと、先日行われた総合馬術の全日本学生への出場権利ですが発表されました。立命からは、龍珱と龍晨が関西の春学成績を加味して選手されました。これで、3種目とも全日本学生に出場出来ることになりました。
本年は三木ホースランドパークで行われるので、是非、皆さま応援に来てください。引き続きのご支援よろしくお願いします。
監督 阿部憲二