期待された馬場馬術は、先に決めた3頭で競う団体戦で日大に次ぐ第2位となりました。3頭の得点率の差は僅か0.153%でした。
日大194.346%
立命194.193%
非常に悔しい結果ですが、0.153%の差は真摯に受け止めたいと考えます。
今年も当日に苦難がありました。薬師選手が乗るRイレニオが練習馬場で右前脚が跛行していると獣医師団から指摘を受けました。非常に微妙なもので、ハミを掛けての運動では分からないレベルに見受けられました。
その後、チーフスチュワードと審判長が話をして結局出場OKだったのですが、その間結構長く人馬は待たされ準備運動が出来ませんでした。騎乗者の薬師選手も失権になるかどうかの不安の中で平常心を保つのが難しい状況でもありました。この状況下で人馬はしっかりと演技をしてくれました。
その他の人馬は細かいミスはあったものの、持てる力を十分に発揮してくれました。
思えば6月には薬師選手が乗る馬場馬のエースで優勝候補だった龍航が急死しました。薬師選手が乗る馬がない中、新馬のRイレニオを何とか仕上げで予選会を勝ち抜き本戦に臨みました。加えて当日のアクシデントでした。
次年度は悔しい0.153%を明らかに逆転出来るように、いろいろと考えて方策を取りながら人馬ともども精進して参ります。
あと、同時進行で実施されていた総合馬場の馬術馬術には個人戦には城戸&龍宮が出場しました。内容は添付の資料で確認くだい。
3日は総合馬場のクロスカントリーとMD(中障害Dクラス)が行われます。それぞれの出番は添付資料でご確認ください。
コロナ禍で開催された全日本学生馬術大会も明日が最終日です。人馬とも体調に留意して頑張ります。
監督 阿部憲二
準優勝の3名。薬師さん、斎藤さん、大井さん
詳細につきましては、下記特設サイト【第63回 全日本学生賞典総合馬術競技大会】をご確認ください。