第60回全日本学生賞典障害飛越競技大会
(全国大学対校馬術大会)
第53回全日本学生賞典馬場馬術競技大会
第53回全日本学生賞典総合馬術競技大会
競技会結果のご報告
【障害飛越競技】
第1回走行には全国より選ばれた96人馬が出場いたしました。
我が馬術部からは萩原理裕(2回生)・ブライトタイム号、宇賀神沙夜(1回生)・翔如号の2人馬による出場、96頭の走行で減点0が3頭、減点4が9頭、そして47頭が失権するという難コースの中で両人馬共に減点4で初日をクリアーし、明日の2走目次第では上位入賞が期待できる位置に付けました。
2日目、第2回走行ではリバースオーダーにより減点の多い順に出場し、77人馬により競技が行われました。宇賀神沙夜・翔如号が始めに走行し残念ながら4落下、減点16で二日間減点合計20という結果となりました。上位を意識した結果、走行ペースが乱だれ落下につながってしまいました。障害飛越競技では上位24位までが入賞となるため何とか賞を獲得いたしました。萩原理裕・ブライトタイム号は前年度第4位入賞の実績を収めているため大いに期待するところでしたが2日目2落下、減点8、二日間減点合計12となり9位入賞という結果となりました。
2選手ともにチャンスが大いにあっただけに、今回の大会は悔しいものとなりました。来年度は障害においては新馬の調教が順調に進んでいるため、個人戦はもとより団体戦においても是非上位入賞を狙いたいものです。
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【馬場馬術競技】
馬場馬術においては42人馬により決勝進出(上位10位)を懸け、前日夜半からの雨により馬場の状態が悪い中、第1日目の予選競技が行われました。我が馬術部からは下谷田駿(2回生)・龍舞号が出場、馬場馬術競技では人馬共に関東勢が圧倒的に強く、関西からの出場する人馬の調子が今ひとつという状況のなかで唯一、予選10位で決勝進出の権利を獲得いたしました。決勝は規定の経路ではなく、自分で構成した音楽にあわせた歩調、そして課題の運動課目こなし、技術点・芸術点の合計により順位が決定されます。 このような競技形式になって関西からは2年前の同志社大学・藤熊選手出場以来、2回目の出場でまさに快挙といえます。また10頭の出場馬中、競走馬を調教しての出場は唯、龍舞号1頭のみで、今回の決勝出場に価値があるかご理解頂ければ幸いです。 |
決勝はインドアーにおいては行われ、何もが始めての中で第1番目の出場、観客席もピンとした緊張感が張り詰めいよいよ入場です。音楽が流れ下谷田駿・龍舞号の演技が始まります。人馬共に大変な緊張だと思いますがそのような状況にも拘らず人馬共に大変よい演技をしてくれました。結果は8位入賞でしたが、予選よりも順位を上げることが出来たことに本人も満足しているとのことでした。この経験を基に、まだまだ手直しするところもあり来年は1頭でも多く全日本学生出場を目指したく思います。
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後は総合競技、稲川慧海・龍駿号の競技を残すのみとなっています。調教審査では今までの力が人馬共に十分に発揮出来ていない状況ですので、耐久・余力審査に期待し次の報告と致したく思います。当日、応援に駆けつけて頂きました大北先輩、藤崎先輩、田島君、阿部君、宇野君、八木さんには心よりお礼申し上げます。 馬術部監督 吉田和正